2024/11/07 更新

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ナカミチ ユウキ
仲道 祐樹
所属
社会科学総合学術院 社会科学部
職名
教授
学位
博士(法学) ( 2012年02月 早稲田大学 )
修士(法学) ( 2005年03月 早稲田大学 )
学士(法学) ( 2003年03月 早稲田大学 )

経歴

  • 2017年04月
    -
    継続中

    早稲田大学   社会科学総合学術院   教授

  • 2018年04月
    -
    2018年05月

    マルティン・ルター大学ハレ・ヴィッテンベルク   客員教授

  • 2017年03月
    -
    2017年08月

    オックスフォード大学   法学部   客員研究員

  • 2012年04月
    -
    2017年03月

    早稲田大学   社会科学総合学術院   准教授

  • 2015年10月
    -
    2017年02月

    アレクサンダー・フォン・フンボルト財団   奨学研究員

  • 2015年09月
    -
    2017年02月

    マルティン・ルター大学ハレ・ヴィッテンベルク   法経学部法学分野   客員研究員

  • 2010年04月
    -
    2012年03月

    早稲田大学   社会科学総合学術院   専任講師

  • 2024年04月
    -
    継続中

    慶應義塾大学   法学部   非常勤講師

  • 2013年08月
    -
    2013年09月

    東北大学   大学院法学研究科   非常勤講師

  • 2012年08月
    -
    2012年09月

    東北大学   大学院法学研究科   非常勤講師

  • 2009年04月
    -
    2010年03月

    清和大学   法学部   非常勤講師

  • 2008年04月
    -
    2010年03月

    早稲田大学   法学学術院   助手

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学歴

  • 2005年04月
    -
    2010年03月

    早稲田大学   大学院法学研究科博士後期課程   公法学専攻  

  • 2003年04月
    -
    2005年03月

    早稲田大学   大学院法学研究科修士課程   公法学専攻  

  • 1999年04月
    -
    2003年03月

    早稲田大学   法学部  

委員歴

  • 2023年11月
    -
    継続中

    独日法律家協会  評議員

  • 2022年06月
    -
    継続中

    日本被害者学会  理事

  • 2021年06月
    -
    継続中

    日本フンボルト協会  理事

  • 2019年06月
    -
    2021年06月

    日本フンボルト協会  評議員

所属学協会

  •  
     
     

    日本刑法学会

  •  
     
     

    法と教育学会

  •  
     
     

    日本被害者学会

  •  
     
     

    独日法律家協会

  •  
     
     

    日本フンボルト協会

研究分野

  • 刑事法学

研究キーワード

  • 比較刑法

  • 刑罰論

  • 規範論

  • 刑事立法論

  • 刑法

  • 行為論

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受賞

  • 早稲田大学リサーチアワード(国際研究発信力)

    2023年12月   早稲田大学  

 

論文

  • 著作権侵害罪と規範的行為主体論 : 刑法理論と規範論からの整理

    仲道祐樹

    法律時報   96 ( 8 ) 125 - 130  2024年07月  [招待有り]

    担当区分:筆頭著者

  • 児童ポルノ法の判例と理論的課題:自画撮りの問題をめぐって

    仲道祐樹

    警察学論集   76 ( 12 ) 19 - 51  2023年12月  [査読有り]

    担当区分:筆頭著者

  • 不同意撮影・共有罪をめぐるイギリスの新規制案(イギリス刑法の現在地3)

    仲道祐樹

    法律時報   95 ( 10 ) 106 - 109  2023年09月  [招待有り]

    担当区分:筆頭著者

  • ドイツにおける責任主義の憲法論:日本法分析の準備作業として

    仲道祐樹

    山口厚=松原芳博=上嶌一高=中空壽雅編『実務と理論の架橋:刑事法学の実践的課題に向けて』     551 - 573  2023年02月  [招待有り]

    担当区分:筆頭著者

  • [はるか夢の址事件]刑法としての著作権法をめぐる解釈態度:著作権法研究者と刑法研究者の発想の対比を通じて

    仲道祐樹

    法律時報   94 ( 12 ) 122 - 127  2022年10月  [招待有り]

    担当区分:筆頭著者

  • 刑法の通説、その語り方について

    仲道祐樹

    法学セミナー   ( 809 ) 6 - 11  2022年05月  [招待有り]

  • 刑法学における制裁規範

    仲道祐樹

    山口厚=井田良=佐伯仁志=松原芳博=仲道祐樹編『高橋則夫先生古稀祝賀論文集上巻』     111 - 136  2022年03月  [招待有り]

  • Handlungsbeschreibung und Normen

    Yuki Nakamichi

    Alexander Aichele/Joachim Renzikowski/Frauke Rostalski (Hrsg.), Normentheorie, Grundlage einer universalen Strafrechtswissenschaft     73 - 81  2022年02月  [招待有り]

  • 罪数論と一事不再理効—刑事実体法からの小論

    仲道祐樹

    山口厚=酒巻匡=大澤裕=川出敏裕編『寺崎嘉博先生古稀祝賀論文集〔上巻〕』(成文堂、2021年)     307 - 331  2021年12月  [招待有り]

  • Rechtsstaatsprinzip oder rechtsstaatliche Prinzipien? Weg zur Universalisierung des rechtsstaatlichen Strafrechts und Strafverfahrens

    Yuki Nakamichi

    Henning Rosenau/Philip Kunig/Ali Kemal Yıldız (Hrsg.), Rechtsstaat und Strafrecht, Anforderungen und Anfechtungen, Mohr Siebeck, 2021     283 - 292  2021年09月  [招待有り]

  • 法益论、危害原理、宪法判断 —刑事立法分析框架的比较法考察

    仲道祐樹, 蔡燊〔訳〕, 储陈城〔校〕

    蘇州大學學報【法学版】   8 ( 3 ) 142 - 159  2021年08月  [招待有り]

  • 刑事立法分析的二阶段构造与恐怖活动准备罪

    仲道祐樹, 蔡燊(訳)

    東南法学   19   134 - 144  2021年  [招待有り]

  • Universelles und Kulturbedingtes beim Versuch – "Etwas zu versuchen" oder "Etwas nicht zu vollenden",

    Yuki Nakamichi

    Jiuan-Yih Wu/Makoto Ida/Robert Esser/Arndt Sinn (Hrsg.), Universelles und Kulturbedingtes im Strafrecht, Verlag Dr. Kovaç, 2020     99 - 111  2020年09月  [招待有り]

  • 刑事立法分析の2段階構造とテロ等準備罪

    仲道祐樹

    小山剛=新井誠=横大道聡編『日常のなかの「自由と安全」 : 生活安全をめぐる法・政策・実務』(弘文堂、2020年)     13 - 26  2020年07月  [招待有り]

  • 實證法與準則−−日本死亡協助法制現況

    仲道祐樹, 許恒達(訳)

    月旦法學雑誌   ( 298 ) 160 - 167  2020年03月  [招待有り]

    担当区分:筆頭著者

  • 刑法:刑罰と行為の悪さを語る

    仲道 祐樹

    法律時報   92 ( 1 ) 48 - 53  2020年01月  [招待有り]

  • JR日本福知山線事故與法人處罰

    仲道 祐樹, 黄士軒(訳)

    月旦法學雑誌   ( 295 ) 160 - 168  2019年12月

    担当区分:筆頭著者

  • Handlung und Schuld der juristischen Person – Überlegungen zum Verbandsstrafrecht

    Yuki Nakamichi

    Zeitschrift für Internationale Strafrechtsdogmatik   ( 10/2019 ) 487 - 493  2019年10月  [査読有り]

  • JR西日本福知山線事故と法人処罰

    仲道 祐樹

    法学セミナー   ( 769 ) 31 - 36  2019年01月  [招待有り]

  • Gesetz und Richtlinie – Recht der Sterbehilfe in Japan

    仲道 祐樹

    medstra   ( 1/2019 ) 27 - 31  2019年01月  [査読有り]

  • Handlung als Gegenstand von Normen – eine normentheoretische Analyse der Besitz- und Statusdelikte

    仲道 祐樹

    Rechtsphilosophie Zeitschrift für Grundlagen des Rechts   ( 02/2018 ) 128 - 136  2018年06月  [招待有り]

  • Präventionsstrafrecht in Japan

    仲道 祐樹

    ZStW   129 ( 2 ) 543 - 558  2017年09月

  • Grenzen der Gesetzgebung im Kontext des § 217 StGB – Darf man die Beteiligung am Suizid nicht bestrafen?

    仲道 祐樹

    Zeitschrift für Internationale Strafrechtsdogmatik (ZIS)   ( 6/2017 ) 324 - 330  2017年06月  [査読有り]

  • 予防刑法をめぐるドイツの議論状況―Beatrice Brunhöber (Hrsg.), Strafrecht im Präventionsstaat, 2014の紹介―

    仲道 祐樹

    理論刑法学の探究⑨     299頁 - 323頁  2016年06月  [招待有り]

  • ドイツにおける罪数論の思考方法

    仲道 祐樹

    刑事法ジャーナル   ( 48号 ) 17頁 - 29頁  2016年05月  [招待有り]

  • イギリスにおける性犯罪規定

    仲道 祐樹

    刑事法ジャーナル   ( 45号 ) 13頁 - 40頁  2015年08月

  • 児童ポルノの製造と取得・所持との関係――ダウンロード行為に関するスイスの議論を素材に

    仲道 祐樹

    野村稔先生古稀祝賀論文集     561頁 - 585頁  2015年03月  [招待有り]

  • 児童ポルノ製造罪の理論構造

    仲道 祐樹

    刑事法ジャーナル   43 ( 43号 ) 63頁 - 75頁  2015年02月

    CiNii

  • 状態犯罪としての所持罪理解と行為主義――行為主義研究序説

    仲道 祐樹

    曽根威彦先生田口守一先生古稀祝賀論文集[上巻]     93頁 - 112頁  2014年03月  [招待有り]

  • 「一連の行為」の行為論的基礎付け

    仲道 祐樹

    刑法雑誌   53巻 ( 2号 ) 197頁 - 212頁  2014年02月

    CiNii

  • 行為無価値論と結果無価値論②論争の終わらせ方――論点整理メモとして(刑法理論の味わい方22)

    高橋則夫, 仲道祐樹

    法学セミナー   59 ( 709号 ) 106頁 - 111頁  2014年01月

    CiNii

  • 共犯論②共謀による義務付けと共謀の射程(刑法理論の味わい方20)

    高橋則夫, 仲道祐樹

    法学セミナー   ( 707号 ) 100頁 - 105頁  2013年11月

  • 実行の着手――解釈枠組と判例理解

    仲道 祐樹

    法学セミナー   ( 705号 ) 9頁 - 12頁  2013年09月

  • 複数行為の競合①過失競合における主体の問題(刑法理論の味わい方17)

    高橋則夫, 仲道祐樹

    法学セミナー   ( 703号 ) 130頁 - 135頁  2013年07月

  • 罪刑法定主義①行動準則としての刑法と罪刑法定主義(刑法理論の味わい方15)

    高橋則夫, 仲道祐樹

    法学セミナー   ( 701号 ) 103頁 - 108頁  2013年05月

  • 主観的要素①犯罪論における計画――ブラットマンと開けるブラックボックス(刑法理論の味わい方13)

    高橋則夫, 仲道祐樹

    法学セミナー   ( 699号 ) 128頁 - 133頁  2013年03月

  • 裏返しの犯罪論①中止犯―二つの裏返し、二つの考察法(刑法理論の味わい方9)

    高橋則夫, 仲道祐樹

    法学セミナー   ( 695号 ) 114頁 - 119頁  2012年11月

  • 責任能力①医療観察法から見る刑法理論(刑法理論の味わい方7)

    高橋則夫, 仲道祐樹

    法学セミナー   ( 693号 ) 126頁 - 131頁  2012年09月

  • 緊急行為①刑法の体系性と過剰防衛(刑法理論の味わい方5)

    高橋則夫, 仲道祐樹

    法学セミナー   ( 691号 ) 141頁 - 146頁  2012年07月

  • 不作為犯②不作為犯における「可能性」(刑法理論の味わい方4)

    高橋則夫, 仲道祐樹

    法学セミナー   ( 690号 ) 129頁 - 134頁  2012年06月

  • 過失犯②過失行為のとらえ方(刑法理論の味わい方2)

    高橋則夫, 仲道祐樹

    法学セミナー   ( 688号 ) 118頁 - 123頁  2012年04月

  • 過剰防衛における行為把握

    仲道 祐樹

    早稲田社会科学総合研究   12巻 ( 2号 ) 1 - 21  2011年12月

    CiNii

  • 段階的過失と過失行為の特定

    仲道祐樹

    早稲田法学   86巻 ( 2号 ) 131 - 178  2011年03月  [査読有り]

  • 複数行為による結果惹起における問責対象行為の特定

    仲道祐樹

    早稲田法学会誌   59巻 ( 2号 ) 423 - 469  2009年03月  [査読有り]

  • 実行行為概念による問責行為の特定(2・完)

    仲道祐樹

    早稲田大学大学院法研論集   ( 第124号 ) 151 - 177  2007年12月

    CiNii

  • 実行行為概念による問責行為の特定(1)

    仲道祐樹

    早稲田大学大学院法研論集   ( 第123号 ) 297 - 322  2007年09月

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書籍等出版物

  • 刑法的思考のすすめ :刑法を使って考えることの面白さを伝えたいんだよ!

    仲道祐樹( 担当: 単著)

    大和書房  2022年03月

  • 性犯罪規定の比較法研究

    樋口亮介, 深町晋也( 担当: 分担執筆,  担当範囲: イギリス法における性犯罪規定、盗撮規制および性犯罪記録画像の取扱い(20–90頁)、スウェーデン法・フランス法解題(樋口亮介と共著:561–574頁)、日本の沿革及びアジア法解題(うち、韓国法を担当:752–758頁))

    成文堂  2020年11月

  • 理論刑法学入門――刑法理論の味わい方

    高橋 則夫, 杉本, 一敏, 仲道 祐樹( 担当: 共著,  担当範囲: 第1講〜第11講Ⅱ)

    日本評論社  2014年05月 ISBN: 9784535520318

  • おさるのトーマス、刑法を知る

    仲道 祐樹( 担当: 単著)

    太郎次郎社エディタス  2014年04月 ISBN: 9784811807690

  • 行為概念の再定位――犯罪論における行為特定の理論

    仲道 祐樹( 担当: 単著)

    成文堂  2013年01月 ISBN: 9784792319670

  • 経済法判例・審決百選〔第3版〕

    川濱昇, 武田邦宣, 和久井理子( 担当: 分担執筆,  担当範囲: 不当な取引制限罪:遂行行為と継続犯〔鋼橋上部工入札談合事件〕(248–249頁))

    有斐閣  2024年08月

  • 刑法演習サブノート210問〔第2版〕

    井田良, 大塚裕史, 城下裕二, 高橋直哉( 担当: 分担執筆,  担当範囲: 403–412頁)

    弘文堂  2024年03月 ISBN: 9784335359774

  • 高橋則夫先生古稀祝賀論文集[上巻][下巻]

    山口厚, 井田良, 佐伯仁志, 松原芳博, 仲道祐樹( 担当: 共編者(共編著者))

    成文堂  2022年03月

  • 刑法判例百選Ⅱ各論[第8版]

    佐伯仁志, 橋爪隆( 担当: 分担執筆,  担当範囲: 参考人の虚偽供述と犯人隠避罪の成否(最二小決平成29・3・27)(248–249頁))

    有斐閣  2020年11月

  • 刑法判例百選Ⅰ総論[第8版]

    佐伯仁志, 橋爪隆( 担当: 分担執筆,  担当範囲: 行為者の行為の介在と因果関係(最一小決昭和53・3・22)(30–31頁))

    有斐閣  2020年11月

  • 刑法演習サブノート210問

    井田, 良, 大塚, 裕史, 城下, 裕二, 高橋, 直哉( 担当: 分担執筆,  担当範囲: 202–206(403–412頁))

    弘文堂  2020年04月 ISBN: 9784335358098

  • 判例プラクティス刑法Ⅰ総論〔第2版〕

    成瀬幸典, 安田拓人( 担当: 分担執筆,  担当範囲: 251事件–260事件(238頁–245頁))

    信山社  2020年02月

  • リーディングス刑法

    伊東研祐, 松宮孝明編( 担当: 分担執筆,  担当範囲: 3 行為論/体系論:39頁-54頁)

    法律文化社  2015年09月

  • 判例特別刑法[第2集]

    高橋則夫, 松原芳博編( 担当: 分担執筆,  担当範囲: 352-361頁(判例評釈))

    日本評論社  2015年07月

  • 判例セレクト2009-2013[I]

    法学教室編集室( 担当: 分担執筆,  担当範囲: 2013刑法2・書籍の発行者が,書店における書籍の販売・陳列による未承認医薬品の広告行為の間接正犯に当たるとの主張が排斥された事例・191頁)

    有斐閣  2015年03月

  • 刑法判例百選I〔第7版〕

    山口厚, 佐伯仁志編( 担当: 分担執筆,  担当範囲: 14 行為者の行為の介在と因果関係)

    2014年08月

  • 新出資法 条文解釈と判例解説

    齋藤正和編著( 担当: 分担執筆,  担当範囲: 浮貸し等の罪の「地位の利用」の意義(その2〜その4:判例解説8〜10)158-176頁)

    青林書院  2012年06月 ISBN: 9784417015642

  • 判例特別刑法

    高橋則夫, 松原芳博編( 担当: 分担執筆,  担当範囲: 21-22頁(第2章扉解説)、38-45頁、439-445頁、495-502頁(いずれも判例評釈))

    日本評論社  2012年04月 ISBN: 9784535518629

  • 現代社会と刑法を考える

    甲斐克則編( 担当: 分担執筆,  担当範囲: 第15章 公務員と刑法(188-200頁))

    法律文化社  2012年04月

  • 判例プラクティス刑法II各論

    成瀬幸典, 安田拓人, 島田聡一郎編( 担当: 分担執筆,  担当範囲: 判例244-248、判例257-265)

    信山社  2012年03月

  • 刑法の判例〔各論〕

    松原芳博編( 担当: 分担執筆,  担当範囲: 横領後の横領(161-174頁))

    成文堂  2011年10月

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講演・口頭発表等

  • 刑事立法学の方法論

    仲道祐樹  [招待有り]

    日本刑法学会第102回大会(第1分科会「刑事立法学の現在」)  

    発表年月: 2024年06月

    開催年月:
    2024年06月
     
     
  • Teilnahme und Strafzumessung Darf die Strafzumessung des Teilnehmers schwerer als des Täters sein?

    Yuki Nakamichi  [招待有り]

    Die strafrechtliche Verantwortlichkeit von Beteiligten aus normtheoretischer Perspektive  

    発表年月: 2023年11月

    開催年月:
    2023年11月
     
     
  • Die Deutsche Straf(rechts)theorie: Richtungsweisend oder ein Sonderweg? Aus japanischer Perspektive

    Yuki Nakamichi  [招待有り]

    Workshop Außenperspektiven auf die deutsche Strafrechtswissenschaft [Aus Anlass der Strafrechtslerertagung]  

    発表年月: 2023年05月

    開催年月:
    2023年05月
     
     
  • Digitalisierung des Strafverfahrens in Japan: Potentiale zum materiellrechtlichen Schutz?

    Yuki Nakamichi  [招待有り]

    Konstanzer Seminar für Rechtsentwicklung  

    発表年月: 2022年11月

    開催年月:
    2022年11月
     
     
  • 犯罪化の時代における刑法学の役割——日本における刑事立法学の展開

    仲道祐樹  [招待有り]

    第1回中徳日刑事法論壇  

    発表年月: 2022年09月

    開催年月:
    2022年09月
     
     
  • Universalisierung des normentheoretischen Potentials – das Beispiel des Urheberrechts

    Yuki Nakamichi  [招待有り]

    Potentiale der Normentheorie im Prozess der strafrechtlichen Internationalisierung  

    発表年月: 2022年09月

    開催年月:
    2022年09月
     
     
  • Kommentar zum Vortrag von Stephan Ast

    Yuki Nakamichi  [招待有り]

    德国刑法新面孔—Neue Gesichter der deutschen Strafrechtswissenschaft  

    発表年月: 2022年03月

  • La tentativa y el plan delictivo

    Yuki Nakamichi, Kaori Naruse  [招待有り]

    Nuva Política Criminal de la Teoría Jurídica del Delito  

    発表年月: 2021年07月

     概要を見る

    日本語による講演(日西通訳あり)

  • ワークショップ「刑事立法学」

    仲道祐樹, 髙橋直哉, 西貝吉晃, 上田正基, 嘉門優

    日本刑法学会第99回大会  

    発表年月: 2021年05月

    開催年月:
    2021年05月
     
     
  • "Ich bin Corona positiv!" – COVID-19 und japanisches Strafrecht

    Yuki Nakamichi  [招待有り]

    Einweihung der Forschungsstelle für Japanisches Recht  

    発表年月: 2021年01月

  • 法律学の立場から見た「日中関係の現状と協力の見込み」

    仲道 祐樹  [招待有り]

    中国社会科学院日本研究所シンポジウム「日中関係の現状と協力の見込み」  

    発表年月: 2019年07月

  • 刑事立法分析の2段階構造とテロ等準備罪

    仲道 祐樹  [招待有り]

    「市民生活の自由と安全」研究会  

    発表年月: 2019年06月

  • 刑事立法分析の2段階構造とテロ等準備罪

    仲道 祐樹

    日本刑法学会第97回大会(ワークショップ「組織犯罪処罰法改正」)  

    発表年月: 2019年05月

  • Gesetz und Richtlinie – Recht der Sterbehilfe in Japan

    仲道 祐樹  [招待有り]

    国立政治大学法学院セミナー  

    発表年月: 2018年12月

  • JR西日本福知山線事故と法人処罰

    仲道 祐樹  [招待有り]

    国立政治大学法学院セミナー  

    発表年月: 2018年12月

  • „Etwas zu versuchen“ oder „etwas nicht zu vollenden“ – Universales und Kulturbedingtes beim Versuch

    仲道 祐樹  [招待有り]

    1. taiwanisch-japanisch-deutsches Strafrechtsforum "Universelles und Kulturbedingtes im Strafrecht"  

    発表年月: 2018年11月

  • Rechtsstaatlichkeit als Grenze des Strafrechts

    仲道 祐樹  [招待有り]

    8. Bonner Humboldt-Preisträger-Forum „Zwischen Handwerk und Bekenntnis, Empirie und Normativität: Selbstbestimmung der internationalen Rechtswissenschaft“  

    発表年月: 2018年10月

  • Zur Handlungsfähigkeit juristischer Person

    仲道 祐樹  [招待有り]

    Rechtsphilosophisches Seminar, Rheinische Friedrich-Wilhelms-Universität Bonn  

    発表年月: 2018年10月

  • Verfassung, Vertrag, Vergleichendes Recht – Wege zur Universalisierung des rechtsstaatlichen Strafrechts und -verfahrens aus japanischer Sicht –

    仲道 祐樹  [招待有り]

    Deutsch-Japanisch-Türkisches Rechtssymposium "Rechtsstaat und Strafrecht - Anforderungen und Anfechtungen"  

    発表年月: 2018年10月

  • Gesetz und Richtlinie – Recht der Sterbehilfe in Japan

    仲道 祐樹  [招待有り]

    Dienstagskolloquium Medizin-Ethik-Recht, Martin-Luther Universität Halle-Wittenberg  

    発表年月: 2018年05月

  • Zurechnung und Verantwortlichkeit bei Unternehmen – eine Überlegung zum Verbandsstrafrecht

    仲道 祐樹  [招待有り]

    Rechtsphilosophisches Donnerstag-Seminar, Humboldt Universität zu Berlin  

    発表年月: 2018年05月

  • Sukzessive Teilnahme/Mittäterschaft (OGH, Beschl. v. 6.11.2012, Keishū 66, 1281)

    仲道 祐樹  [招待有り]

    Die Rolle der Sondervoten in Entscheidungen des Obersten Gerichtshofs Japans, Deutsch-japanisches Symposium, Augsburg  

    発表年月: 2017年02月

  • Präventionsstrafrecht in Japan – Hintergrund, Entwicklung und Aufgaben der „Aktivierung von Strafgesetzgebung“

    仲道 祐樹  [招待有り]

    Vortrag, Max-Planck-Institut für ausländisches und internationales Strafrecht, Freiburg i. B.  

    発表年月: 2017年01月

  • § 217 StGB –– Darf man die Beteiligung am Suizid nicht bestrafen?

    仲道 祐樹  [招待有り]

    Vortrag, Martin-Luther Universität Halle-Wittenberg  

    発表年月: 2017年01月

  • Präventionsstrafrecht in Japan

    仲道 祐樹  [招待有り]

    International Exploratory Workshop Präventives Strafrecht, Bern  

    発表年月: 2016年10月

  • 小学生との法律ゼミから生まれた『法学入門』 ――「『なるほどパワー』の法律講座」ができるまで

    西原 博史, 仲道 祐樹

    法と教育学会第6回学術大会  

    発表年月: 2015年09月

  • 公民館に「サル山共和国」を創り出す ―大学教員が行う小学生のための「法律ゼミ」

    大村 敦志, 西原, 博史, 仲道, 祐樹, 松井 朋子

    法と教育学会第6回学術大会  

    発表年月: 2015年09月

  • 児童ポルノ法7条3項にいう製造罪の解釈問題

    仲道 祐樹

    日本刑法学会第92回大会(ワークショップ「児童ポルノの刑事規制」話題提供)  

    発表年月: 2014年05月

  • 「一連の行為」の行為論的基礎付け

    仲道 祐樹

    日本刑法学会第91回大会  

    発表年月: 2013年05月

  • 過剰防衛における行為把握

    仲道 祐樹

    日本刑法学会第89回大会(ワークショップ「過剰防衛」話題提供)  

    発表年月: 2011年05月

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共同研究・競争的資金等の研究課題

  • 「家族刑法学」の構築に基づく刑法理論の新地平

    日本学術振興会  科学研究費助成事業

    研究期間:

    2024年04月
    -
    2028年03月
     

    深町 晋也, 池田 直人, 石綿 はる美, 木村 敦子, 久保野 恵美子, 仲道 祐樹, 佐藤 陽子, 川島 享祐

  • 著作権法罰則の運用実態調査に基づく解釈・立法の構築

    日本学術振興会  科学研究費助成事業

    研究期間:

    2023年04月
    -
    2027年03月
     

    金子 敏哉, 谷川 和幸, 西貝 吉晃, 深町 晋也, 今井 康介, 前田 健, 仲道 祐樹, 遠藤 聡太, 今村 哲也, 渕 麻依子, 長谷川 遼

  • 特別刑法解釈の体系化・透明化のための理論研究

    日本学術振興会  科学研究費助成事業 基盤研究(C)

    研究期間:

    2021年04月
    -
    2024年03月
     

    松原 芳博, 杉本 一敏, 内田 幸隆, 仲道 祐樹, 渡邊 卓也

     概要を見る

    本研究課題は、本研究課題は、特別刑法の理論研究が学界全体として不十分であり、そのことゆえに、特別刑法の解釈適用にあたって、「裁判をやってみないとわからない」状況が生じている、という認識から、判断の透明性を高め、体系的に一貫した解釈を可能とするような、特別刑法のあるべき解釈枠組の構築を目指すものである。この目的を達成するため、特別刑法判例の分析において15年以上の活動実績がある「特別刑法判例研究会」のメンバーを中心に、同研究会と連携しつつ研究を進めている。
    2021年度は、現在の特別刑法判例の動向を把握するため、1) 最新判例に関する専門家からの知見提供のための研究会を3回開催し、6名の専門家からの知見提供を受けた(分野は、研究分担者〔杉本〕の研究にかかわる道路交通犯罪が3件であり、その他、選挙犯罪、薬物犯罪、ストーカー犯罪を取り上げた)。また、研究分担者(渡邊)もネットワーク犯罪に関する判例の分析発表を行った。また、2) これらの成果を含む、特別刑法に関する判例評釈を集成した書籍の編集作業を行った。これらの作業により、2021年度までにおける主要な特別刑法判例の現状把握ができた。
    理論面では、研究代表者(松原)、研究分担者(渡邊、内田、杉本、仲道)において、各フィールドを対象とした文献調査を行っている。特筆すべき点として、渡邊がすでに、特にインターネット上の著作権法違反をめぐる検討を行い、インターネット上のわいせつ物公然陳列罪との対比の上で、理論枠組みを構築している点を指摘できる。

  • 刑事憲法学の手法を用いた刑事立法分析枠組の構築に関する比較法的研究

    日本学術振興会  科学研究費助成事業 基盤研究(C)

    研究期間:

    2020年04月
    -
    2023年03月
     

    仲道 祐樹

     概要を見る

    本研究課題は、刑事立法の活性化状況の中でのあるべき刑事立法分析枠組の構築という目標の下、立法者を直接拘束することができ、かつ、憲法訴訟の場において適用可能な立法分析枠組の構築を目指すものである。その際に、ドイツにおける刑事憲法学の手法を用いる点に特色がある。令和3年度においては、1) ドイツにおける刑事憲法学の基礎文献の翻訳、2) 刑法基礎理論、特に規範論の観点から見た刑事立法分析と刑事憲法学の理論的関係、3) 責任主義の憲法的地位に関するドイツの文献調査、4) 刑事憲法学の手法を用いた日本の罪数規定(刑法54条)の立法のあり方についての研究を実施した。
    1) については、ドイツにおいて刑事憲法学の議論に大きな影響を与えているKlaus Ferdinand Gaerditz(aeはaのウムラウト)の論文(JZ 2016, 641)の全訳を行った。同論文は令和4年度中にオープンアクセスにて公表される。
    2) については、ドイツの規範論の日本刑法学への影響を分析し、規範論の整理・精緻化作業を行った上で、それが立法分析に対して持つ含意を分析した。そこから、行為規範と制裁規範を区別し、それぞれについて憲法適合性の判断を行うという立法分析の暫定的モデルを構築した。このモデルの妥当性検証は令和4年度以降の課題である。
    3)については、令和2年度に行ったドイツの判例分析の継続課題である。実際にドイツ憲法理論において、ドイツの責任主義の判例がどのような理論枠組みに基づいて正当化されると考えられているのかについての分析を行った。その具体的内容については、令和4年度中に論文として公表する予定である。
    4) については、日本刑法54条を削除することは憲法違反になりうるとの主張を受けて、その指摘は刑事憲法学の観点からは妥当とは言えないとする分析結果を示した。

  • 処罰の早期化の国際的潮流に対応した刑事立法の基礎原理に関する比較法的・統合的研究

    日本学術振興会  科学研究費 若手研究(B)

    研究期間:

    2017年04月
    -
    2020年03月
     

    仲道 祐樹

  • 刑事立法の活性化状況に対応した立法モデルの構築--イギリス法の理論的・制度的研究

    野村財団  国際交流助成(研究者の海外派遣)

    研究期間:

    2017年03月
    -
    2017年08月
     

    仲道 祐樹

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Misc

  • AIを用いた法学研究の課題

    仲道祐樹

    刑政   135 ( 8 ) 70 - 71  2024年08月  [招待有り]

    担当区分:筆頭著者

    その他  

  • [翻訳]刑法の規範論は憲法でも有効なのか:憲法の文脈における行為規範と制裁規範の区別

    ボリス・ブルクハルト(仲道祐樹, 中田己悠訳)

    比較法学   58 ( 1 ) 201 - 219  2024年06月

    書評論文,書評,文献紹介等  

  • 刑法と憲法の狭間で見る刑罰

    仲道祐樹

    刑政   135 ( 4 ) 72 - 73  2024年04月  [招待有り]

    担当区分:筆頭著者

    速報,短報,研究ノート等(大学,研究機関紀要)  

  • 講演:医療におけるトリアージと連邦憲法裁判所、刑法及び立法者

    ヘニング・ロゼナウ, 仲道, 祐樹, 北尾, 仁宏

    比較法学   57 ( 3 ) 25 - 45  2024年03月

    その他  

  • 資料:ビッグデータ監視社会の刑法(に何ができるか)?

    クリストフ ブルヒャート, 仲道 祐樹, 根津 洸希

    比較法学 = Comparative law review   57 ( 3 ) 71 - 108  2024年03月

    その他  

  • [座談会]著作権法と刑法の可能性(3)

    遠藤 聡太, 金子 敏哉, 仲道 祐樹, 深町 晋也, 長谷川 遼, 前田 健, 西貝 吉晃, 谷川 和幸

    法律時報   96 ( 3 ) 114 - 121  2024年03月

  • [座談会]著作権法と刑法の可能性(2)

    遠藤 聡太, 金子 敏哉, 仲道 祐樹, 深町 晋也, 長谷川 遼, 前田 健, 西貝 吉晃, 谷川 和幸

    法律時報   96 ( 2 ) 121 - 127  2024年02月

  • [座談会]著作権法と刑法の可能性(1)

    遠藤聡太, 金子敏哉, 仲道祐樹, 深町晋也, 長谷川遼, 前田健, 西貝吉晃, 谷川和幸

    法律時報   96 ( 1 ) 126 - 133  2024年01月  [招待有り]

  • 詐欺(未遂)罪の承継的共同正犯—最決平成29・12・11刑集71巻10号535頁(近時の判例で学ぶ刑法〈第9回〉)

    仲道祐樹

    法学教室   ( 519 ) 88 - 93  2023年12月  [招待有り]

    担当区分:筆頭著者

  • 資料:刑事憲法学について

    クリストフ・ブルヒャート, 仲道祐樹

    比較法学   57 ( 2 ) 179 - 207  2023年12月

    その他  

  • 翻訳:規範の基礎づけと帰属—限縮的正犯行為概念の基盤

    ヨアヒム・レンツィコフスキー, 佐川友佳子, 仲道祐樹

    関西大学法学論集   73 ( 4 ) 179 - 209  2023年11月

    その他  

  • 特別刑法の調べ方、学び方、その面白さ

    仲道祐樹

    法学セミナー   ( 826 ) 4 - 9  2023年10月  [招待有り]

    担当区分:筆頭著者

    記事・総説・解説・論説等(学術雑誌)  

  • 実行の着手と計画

    仲道祐樹

    サブスク ロー・ジャーナル    2023年09月  [招待有り]

    担当区分:筆頭著者

    記事・総説・解説・論説等(学術雑誌)  

  • [書評]只木誠=グンナー・デュトゲ編『終末期医療、安楽死・尊厳死に関する総合的研究』

    仲道祐樹

    医事法研究   ( 7 ) 141 - 149  2023年08月  [招待有り]

    担当区分:筆頭著者

    書評論文,書評,文献紹介等  

  • [海外判例紹介]明確性の原則と立法・司法の義務[ドイツ連邦憲法裁判所2022.2.9決定]

    仲道祐樹

    判例時報   ( 2550 ) 114 - 115  2023年05月  [招待有り]

    担当区分:筆頭著者

    記事・総説・解説・論説等(学術雑誌)  

  • [判例評釈]医師法17条にいう「医業」の内容となる医行為の意義と判断方法、およびタトゥー施術行為の医行為該当性[最高裁令和2.9.16第二小法廷決定]

    仲道祐樹

    ジュリスト   ( 1580 ) 146 - 150  2023年02月  [招待有り]

    担当区分:筆頭著者

    記事・総説・解説・論説等(学術雑誌)  

  • [書評]橋本広大著『国際組織犯罪対策における刑事規制 : 処罰の早期化・犯罪収益規制とイギリス比較法』

    仲道祐樹

    刑事法ジャーナル   ( 75 ) 150 - 151  2023年02月  [招待有り]

    担当区分:筆頭著者

    書評論文,書評,文献紹介等  

  • 刑事立法学

    仲道祐樹

    刑法雑誌   61 ( 3 ) 551 - 556  2022年11月

    会議報告等  

  • 学界回顧2022:刑法

    亀井源太郎, 遠藤聡太, 佐藤拓磨, 仲道祐樹

    法律時報   94 ( 13 ) 42 - 58  2022年11月  [招待有り]

    書評論文,書評,文献紹介等  

  • クラウス・フェルディナント・ゲルディッツ「刑法の民主的性格と最終手段原則」(翻訳)

    クラウス・フェルディナント, ゲルディッツ, 仲道祐樹, 西村剛輝

    比較法学   56 ( 1 ) 235 - 262  2022年06月

    書評論文,書評,文献紹介等  

  • 店舗において回収しデポジット返金を済ませたペットボトルを、再度のデポジット返金を目的として盗む行為と窃盗罪の成否(海外判例研究)

    仲道祐樹

    判例時報   ( 2512 ) 130 - 131  2022年05月  [招待有り]

    速報,短報,研究ノート等(学術雑誌)  

  • 学界回顧2021:刑法

    亀井源太郎, 遠藤聡太, 佐藤拓磨, 仲道祐樹

    法律時報   93 ( 13 ) 42 - 59  2021年11月  [招待有り]

    その他  

  • 他人のデビットカードを用いた非接触型決済による商品購入の可罰性(海外判例紹介)

    仲道祐樹

    判例時報   ( 2476 ) 160 - 161  2021年05月  [招待有り]

    記事・総説・解説・論説等(学術雑誌)  

  • 児童ポルノ製造罪の成立と児童ポルノに描写されている人物がその製造時点において18歳未満であることの要否(判例評釈:最高裁令和2年1月27日第一小法廷決定)

    仲道祐樹

    令和2年度重要判例解説(ジュリスト4月臨時増刊)   ( 1557 ) 126 - 127  2021年04月  [招待有り]

    記事・総説・解説・論説等(学術雑誌)  

  • リーチサイトの運営と公衆送信権侵害罪の共同正犯の成否 ーはるか夢の址事件控訴審判決(判例評釈:大阪高判令和元年11月1日)

    仲道祐樹

    法律時報   93 ( 4 ) 127 - 130  2021年03月

    記事・総説・解説・論説等(学術雑誌)  

  • Schrifttum: Stephan Ast, Handlung und Zurechnung, 2019

    Yuki Nakamichi

    Goltdammer's Archiv für Strafrecht   ( 2/2021 ) 117 - 120  2021年02月

    書評論文,書評,文献紹介等  

  • 学界回顧2020:刑法

    亀井源太郎, 遠藤聡太, 佐藤拓磨, 仲道祐樹

    法律時報   92 ( 13 ) 42 - 58  2020年11月  [招待有り]

    その他  

  • 講演: ドイツにおける修復的司法の理論と実務

    カスパー ヨハネス, 仲道 祐樹

    比較法学   54 ( 1 ) 217 - 237  2020年06月

    CiNii

  • 判例時評 継続的虐待と抗拒不能の判断[名古屋高裁令和2.3.12判決]

    仲道 祐樹

    法律時報   92 ( 5 ) 4 - 6  2020年05月

    CiNii

  • 刑法130条前段(住居侵入等罪)と表現の自由(最判平成21・11・30)【刑法】から見る

    仲道 祐樹

    法学教室   ( 472 ) 11 - 15  2020年01月  [招待有り]

    記事・総説・解説・論説等(学術雑誌)  

  • アルント・ジン「ドイツにおける組織犯罪に対する法的措置の発展状況について」

    アルント・ジン, 仲道祐樹, 大関龍一

    比較法学   53 ( 2 ) 133 - 149  2019年12月

    書評論文,書評,文献紹介等  

  • 重罪の共謀罪と内心の留保(海外判例研究)

    仲道 祐樹

    判例時報   ( 2422 ) 138 - 139  2019年12月  [招待有り]

    速報,短報,研究ノート等(学術雑誌)  

  • 嘉門優著『法益論——刑法における意義と役割——』(書評)

    仲道 祐樹

    刑事法ジャーナル   ( 61 ) 184 - 185  2019年08月  [招待有り]

    書評論文,書評,文献紹介等  

  • 医事法における推定的承諾——慣習法上認められた自己決定という幻想か?——(翻訳)

    キム・フィリップ・リノー, 仲道祐樹, 天田悠

    比較法学   53 ( 1 ) 167 - 189  2019年06月

    その他  

  • 強制わいせつ罪の成立と行為者の性的意図の要否——最大判平成29・11・29(判例評釈)

    仲道 祐樹

    論究ジュリスト   ( 28 ) 188 - 193  2019年02月

    速報,短報,研究ノート等(学術雑誌)  

  • 刑法学の対象と課題について(翻訳)

    ウルス・キントホイザー, 仲道祐樹, 小池直希

    比較法学   52 ( 2 ) 81 - 103  2018年12月

    その他  

  • Schriftum: Duttge/Tadaki (Hrsg.), Aktuelle Entwicklungslinien des japanischen Strafrechts im 21. Jahrhundert, 2017

    仲道 祐樹

    Goltdammer's Archiv für Strafrecht   ( 12/2018 ) 718 - 720  2018年12月

    書評論文,書評,文献紹介等  

  • 他人のコンピューターを利用したビットコインのマイニング−−可罰性と収奪の可否(海外判例研究)

    仲道 祐樹

    判例時報   ( 2379 ) 126 - 127  2018年10月  [招待有り]

    速報,短報,研究ノート等(学術雑誌)  

  • 児童に対する性的虐待罪における性的行為の判断(海外判例研究)

    仲道 祐樹

    判例時報   ( 2362 ) 12 - 13  2018年05月  [招待有り]

    速報,短報,研究ノート等(学術雑誌)  

  • 社会的相当性と可罰的不法(翻訳)

    ウルス・キントホイザー, 仲道祐樹

    比較法学   51 ( 3 ) 131 - 145  2018年03月

    その他  

  • 性嗜好障害(小児性愛)と責任能力(海外判例研究)

    仲道 祐樹

    判例時報   ( 2322 ) 29 - 30  2017年04月  [招待有り]

    速報,短報,研究ノート等(学術雑誌)  

  • 公民館に「サル山共和国」を作り出す--大学教員が行う小学生のための「法律ゼミ」

    大村敦志, 西原博史, 仲道祐樹, 松井朋子

    法と教育   6 ( 6 ) 41 - 49  2016年08月  [査読有り]

    その他  

    CiNii

  • 「なるほどパワー」から刑法を考える

    仲道 祐樹

    本の花束   ( 8月3回 ) 4頁  2015年07月  [招待有り]

    書評論文,書評,文献紹介等  

  • 一連の行為の後半部分について正当防衛の成立を否定した事例(鹿児島地判平成26・5・16)(判例評釈)

    仲道 祐樹

    法学教室(判例セレクト2014[I])   ( 413号 ) 27頁  2015年02月  [招待有り]

  • 監禁罪と強制わいせつ罪との罪数関係および強制わいせつ罪と児童ポルノ製造罪との罪数関係(東京高判24・11・1)(判例評釈)

    仲道 祐樹

    判例評論(判例時報)   ( 671(2238)号 ) 161頁 - 165頁  2015年01月  [招待有り]

    記事・総説・解説・論説等(学術雑誌)  

    CiNii

  • 『おさるのトーマス、刑法を知る』 -小学生以上向け刑法入門のひとつの形

    仲道 祐樹

    WEB市民の司法(今週の発言2014年8月11日)    2014年08月  [招待有り]

    その他  

     概要を見る

    http://www.saiban-kenpo.org/hatugen/backnumber/140811.html

  • 未遂(43条)(特集 条文からスタート刑法)

    仲道 祐樹

    法学教室   ( 407号 ) 19頁 - 23頁  2014年07月  [招待有り]

    記事・総説・解説・論説等(学術雑誌)  

  • 『なるほどパワーの法律講座』の刊行に寄せて

    仲道祐樹, 西原博史

    法学セミナー   ( 714号 ) 2頁 - 3頁  2014年06月  [招待有り]

    その他  

  • 双方向授業――何を聞き、どう進めるか

    仲道 祐樹

    大学時報   ( 356号 ) 80頁 - 81頁  2014年05月  [招待有り]

    その他  

  • 書籍の発行者が,書店における書籍の販売・陳列による未承認医薬品の広告行為の間接正犯に当たるとの主張が排斥された事例(横浜地判平成25・5・10)(判例評釈)

    仲道 祐樹

    法学教室(判例セレクト2013[Ⅰ])   ( 401号 ) 29頁  2014年02月  [招待有り]

    速報,短報,研究ノート等(学術雑誌)  

  • 強姦終了後の殺害と強姦致死罪の成否(判例評釈)

    仲道 祐樹

    刑事法ジャーナル   ( 31号 ) 76頁 - 82頁  2012年02月  [招待有り]

    記事・総説・解説・論説等(商業誌、新聞、ウェブメディア)  

  • 児童ポルノ提供罪と同提供目的所持罪の罪数関係および訴因追加手続の適法性(判例評釈)

    仲道祐樹

    刑事法ジャーナル   22 ( 22号 ) 107頁 - 113頁  2010年  [招待有り]

    記事・総説・解説・論説等(商業誌、新聞、ウェブメディア)  

    CiNii

  • 出入国管理及び難民認定法74条(集団密航助長罪)の実行行為(判例評釈)

    仲道祐樹

    刑事法ジャーナル   26 ( 26号 ) 118頁 - 124頁  2010年  [招待有り]

    記事・総説・解説・論説等(商業誌、新聞、ウェブメディア)  

    CiNii

  • 正当化と免責 「刑法の一般的な構造比較」のためのマックス・プランク・プロジェクトの出発点(翻訳)

    アルビン・エーザー, 高橋則夫, 仲道祐樹

    比較法学   42巻 ( 3号 ) 141 - 157  2009年

  • 討論の要旨

    高橋則夫, 仲道祐樹

    刑法雑誌   45巻 ( 2号 ) 279 - 283  2006年

  • 判例回顧と展望 刑法

    高橋則夫, 武藤眞朗, 仲道祐樹

    法律時報5月臨時増刊 判例回顧と展望   76巻 ( 6号 ) 58 - 61  2004年

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現在担当している科目

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担当経験のある科目(授業)

  • 法学入門

    早稲田大学  

    2022年04月
    -
    継続中
     

  • 公法入門

    早稲田大学  

    2012年04月
    -
    2022年03月
     

  • 比較刑法

    早稲田大学  

  • 刑法各論

    早稲田大学,東北大学  

  • 刑法総論

    早稲田大学,清和大学  

 

特別研究期間制度(学内資金)

  • 国家刑罰権の限界付け、および刑事立法学に関する日独英比較

    2015年09月
    -
    2017年09月

    イギリス   オックスフォード大学法学部

    ドイツ   ハレ・ヴィッテンベルク大学法経学部法学分野

他学部・他研究科等兼任情報

  • 社会科学総合学術院   大学院社会科学研究科

  • 法学学術院   法学部

  • 法学学術院   大学院法学研究科

学内研究所・附属機関兼任歴

  • 2023年
    -
    2024年

    データ科学センター   兼任センター員

特定課題制度(学内資金)

  • ドイツおよびオーストリアの罪数論に関する比較法的研究

    2020年  

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     本研究課題においては、ドイツおよびオーストリアにおける罪数論を調査し、日本の罪数論議に資する新たな視点を析出することを目的として研究を実施した。その後、調査範囲をスイス法にも拡大した。調査の結果、オーストリアよりもドイツ・スイスの方が日本法への示唆が多く得られたことから、以下の調査結果においては、研究課題標題に示されたオーストリアへの言及が少なくなっている。主要な研究成果は以下の通りである。①ドイツ法では、罪数と一事不再理効とが一罪の範囲で原則として連動することが認められているのに対して、スイス法では、罪数と一事不再理効は全く連動しないとする連邦裁判所判例が存在し、学説においても異論を見ない。②ドイツ法においては、先行研究において、罪数論と一事不再理効とが連動しない場面があるとして、1980年の連邦通常裁判所判例が紹介されていたが、2015年に連邦通常裁判所で判例変更が行われており、比較法的情報の更新が必要となる。 以上の比較法的知見をもとに、日本法の解釈可能性として、罪数論と一事不再理効との関係をどのようにとらえるべきかについての序論的論文を執筆した。後掲の論文集にて2021年中に公表予定である。

  • 憲法と刑法の交錯領域としての刑事立法論に関する基礎的研究

    2019年  

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     本研究課題では、従来「刑法の基本原則」と呼ばれてきた各原理(特に、犯罪は行為でなければならないとする「行為主義」と、行為者の意思決定によらない行為は罰しないとする「責任主義」)の憲法上の地位を有するかを明らかにすることを目的とする申請者の2020年度以降の研究計画の準備作業として、刑法上の基本原則の憲法上の地位に関する議論の蓄積が豊富なドイツ法およびアメリカ法の調査および日本国憲法の刑事法関連規定の通説的解釈に関する調査を実施した。 ドイツにおいて近時、刑事憲法学(Strafverfassungsrecht)と呼ばれる、憲法と刑法の架橋と呼ぶべきアプローチが立ち上がっていることを発見した。このアプローチにより、これまでの刑法の基本原則と憲法論とが、理論的に接合されるのみならず、ドイツにおける連邦憲法裁判所の存在とあいまって、法令の違憲無効という実践的効果を意図した議論が展開されることが明らかとなった。 また、日本国憲法31条から39条までの規定の通説的解釈を確認し、刑事法の基本的議論と接合可能な点を明らかにすると同時に、憲法学によって刑法学によっても語られていない〈議論の盲点〉を確認した。この点をインタビュー調査によって埋めていくことを、2020年度以降の研究に組み込むこととした。

  • 刑事立法の超実定法的制約原理としての規範論に関する基礎研究

    2018年  

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     本研究課題においては、ドイツにおける規範論の現状を把握することを目的とした。研究の進捗に応じて、①文献調査およびその整理、②研究会での文献紹介、③ドイツ語での論文投稿を行った。 2018年4月から7月にかけて集中的にドイツ規範論関連の文献の収集を行い、規範論を主要アプローチとする研究者群を6つのクラスターに分類し、全体の見取り図を作成した。 これを踏まえて、有志による研究会を組織し、分担して各論者の規範理論の全貌を明らかにする作業を開始した。この研究会は、本研究期間終了後も継続する予定である。 さらに本研究課題に関連し、規範論に関するドイツ語論文を執筆した。2019年中にはドイツで公刊される予定である。 もっとも、研究期間内でドイツ規範論の全体像を把握するには至らなかった。外部資金を得るなどしてさらに研究を継続していく予定である。

  • 刑事立法と刑法の基本原則に関する予備的・比較法的研究

    2014年  

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     本研究課題において、研究代表者は、児童ポルノの刑事規制に関するスイス刑法改正の経緯を調査した。 調査の過程において、児童ポルノのダウンロード行為の処罰に関するスイス連邦最高裁判所判決が、スイスにおいて厳しい批判にさらされていること、および2013年の刑法改正が、ダウンロード行為の刑事規制をめぐる問題を実践的に解決するものであることが明らかとなった。 研究代表者は、同判決をめぐるスイスの議論を網羅的に分析し、スイスと同じ轍を踏まないために日本の立法者が児童ポルノ法の改正にあたって留意すべき点を抽出した。

  • 刑事立法の時代における条例罰則のあり方

    2012年  

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     本研究課題は、地方公共団体が制定する条例罰則を対象として、その適切な行使のための理論枠組みの構築を目標とするものである。本年度は、特に、近時その動向が注目される、条例における児童ポルノ単純所持の刑事的規制を素材として研究を行った。 それにより、以下の点が明らかとなった。①単純所持の処罰が、「犯罪は行為である/でなければならない」とする行為主義に抵触するおそれのある犯罪類型であること、②ドイツ連邦共和国においては、行われた行為を理由として処罰する従来型の犯罪と、所持罪とを切り離して、所持罪を「一定の状態を理由として処罰する犯罪(Zustandsdelikt)」であると理解する見解が主張され、議論の対象となっていること、③アメリカ合衆国においては、模範刑法典2.01(1)において、自発的な行為(Voluntary act)、あるいは行為者にとって物理的に可能な行為についての不作為を含まない行動についての刑事責任を否定する行為主義(act requirement)を要求しつつ、2.01(4)において所持が行為主義を満たす場合を規定するという形式を採用していること、④アメリカ合衆国では、行為主義との関係で、さらに状態を処罰する犯罪(Status Crime)について以前は議論が存在したことが明らかとなった。 ここから本研究課題は、②の点について検討を深めることとし、現在論文執筆の準備を進めている。具体的には、条例罰則における所持罪が、行為主義と整合する犯罪類型であるか、あるいは行為を処罰するという形式以外の処罰形式がありうるかを分析している。 なお、本研究課題によって、以上の点を明らかとすることができたが、これにより、さらに、以下の点につき、わが国として十分に情報を有していないことを認識することができた。すなわち、①ドイツ連邦共和国における処罰の早期化傾向(所持罪がその典型である)それ自体の議論の状況が、どのようなものとなっているのか。とりわけ、刑法の基本原則との関係でどのような理論的展開がなされているか、②アメリカ合衆国における行為主義が、アメリカの刑事司法実務、あるいは学説上の議論において、どのような機能を果たしているのか、がこれである。 この点をさらに追及すべく、文部科学省科学研究費補助金への申請を行ったところである。

  • 過失犯の行為規範と過失行為の関係に関する研究

    2009年  

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     本研究課題においては、過失犯の行為規範と過失行為の関係を明らかにすることを目的として、研究を行った。 2008年度特定課題(2008A-813)後半の課題とした、ドイツにおける否定的行為概念の分析から、同概念が、上記研究課題に示唆を与えるものであることが明らかとなった。そこで、本研究課題においては、同概念を、規範の側面と行為構造の側面から、過失犯を素材に再度分析し、その成果を「行為概念と回避可能性の関係(1)(2・完)」としてまとめ、比較法学に投稿した。 同論文では、比較法的に情報の少ない否定的行為概念について、詳細な情報提供をすると共に、行為規範が結果の回避を内容とするものであること、そこから、行為性の判断にあたっても、人間の身体的動作が回避可能であるかが判断基準となることという二つの結論を得た。また、研究計画において素材として掲げた「自動化された行為態様」の問題についても、否定的行為論の各論者がそれぞれの理論を提示しているため、この紹介に上記論文の一定ページを割き、我が国への情報提供とした。 本研究課題により得られた結論は、我が国において近時問題となっている「複数行為による結果惹起」の過失犯バージョンである「段階的過失」の研究に応用可能であり、次年度は同問題を素材に過失犯の行為規範と行為構造の研究を進めていく予定である。

  • 刑法上の行為概念に関する比較法的研究ードイツにおける議論を中心にー

    2008年  

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     本研究課題においては、①ドイツにおける行為論の議論を検討することを通じて、因果関係の起点および犯罪要素の同時存在の基点となる問責対象行為の特定基準構築の手がかりを得ること、②ドイツの行為論の現状を整理・概観し、わが国に紹介することを目的として、研究を行った。 研究課題の前半においては、①の研究を中心とし、その成果を「複数行為による結果惹起における問責対象行為の特定」としてまとめ、早稲田法学会誌59巻2号に投稿した。査読の結果、掲載が認められたため、2009年3月に公刊される予定である。同論文では、近時のわが国の判例に現れた「複数行為による結果惹起」の事案を素材とし、行為論に関して議論の蓄積の大きいドイツ法を比較法の対象として分析を進めた。その際、分析軸として設定したのは、人間が、行為の意味をいかにして把握するかという観点、および、行為の意味の把握方法には、行為者の主観に照準を合わせるアプローチと、行為が外界に及ぼした作用に照準を合わせるアプローチが存在するという観点である。以上の観点を用い、また、刑法の目的は法益を保護することにあり、法益侵害を回避のために刑法は行為規範を発して人の意思に働きかけるというメカニズムを有しているとの基本的認識の下に、複数行為による結果惹起における問責対象行為の特定基準を検討した結果、行為の意味の把握については、行為者主観アプローチが妥当であり、その内容としては、行為規範に違反する意思、すなわち法益侵害を志向する行為意思が重要ということになり、その個数・範囲で問責対象行為が特定されることになるとの結論を得た。 研究課題の後半においては、目的を②にシフトして研究を行った。とりわけ、刑法上の行為を「保障人的地位における回避可能な不回避」と定義する消極的行為概念をわが国に紹介する作業を通じて、行為と回避可能性の関係の研究を進めている。その成果は、2009年中に論文として公表する予定である。

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